2017年12月31日
今年一年ありがとうございました
こんんばんは。

まだまだ駆け出しの小さなブランドですが、妥協しないこだわりでモノづくりを行っております。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。
よ~やく私達も事務所を閉めて年越しです。
本年度中は数多くのオーダーやお問い合わせを頂きまして誠にありがとうございました。

来年度も引き続きよろしくお願い致します。
来年度は1月4日から営業致します。
年末年始におけるお問い合わせやオーダーは1月4日からの対応となりますのでご了承よろしくお願い致します。
2017年12月11日
【Sample & Outlet】イタリアトスカーナヌメ革仕様通帳ケース
おはようございます。

【サンプル製作】:通帳ケース

実際の商品化には姫路レザー有限会社のオリジナルハイブリッドレザーのアルコタンニンレザーで製作されたそうで、会長はこちらのレザーのプロデュースも手掛けたそうです。非常に好評を博しており、数回追加製作も行われました。

イタリアトスカーナ州のフルタンニンレザー(ヌメ革)を採用し、実際の商品化よりも丁寧なコバ仕上げ(切り目本磨き)を施しております。

ブラス(真鍮)製のスプリングホック式でフラップ形式の構造となっております。

ジッパーも勿論ブラス(真鍮)製。

強度に問題ございませんが、血筋(牛の血管跡)の部位を採用しており、本体裏側に血筋跡が確認できます。

本体のフラップ部分にも牛の生来の傷がございます。

ブラス(真鍮)パーツも5年経っているため酸化による経年変化が発生しております。

5年ちょい使用している割に経年変化は穏やかじゃないですか?

裏側には通帳のアタリが出ています。

トスカーナのヌメ革は使い込むと透明感のある艶が出て来るのも経年変化の特徴です。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。
先日から当ブランドの礎になった試作・サンプル品の販売を始めておりますが、先日発表いたしました【Sample Making】イタリアンレザーコインケースも早速のオーダーを頂きまして誠に有難うございます。完売後も多くのお問い合わせを頂きましたがサンプル製作故に1点モノであったり、製作予定が無いアイテムが多いのでご了承お願い致します。
そして今回ご紹介させて頂くのがこちら。
好評を博しつつも歩留まり生産性の悪さから製作中止となった
『通帳ケース』のイタリアンレザー仕様
『通帳ケース』のイタリアンレザー仕様

価格:10,000円(税別)
外装素材:イタリアトスカーナスムースヌメ革(牛革)
副資材:ブラス(真鍮)
カラー:生成り
企画:日本経年変化協会
金融機関の通帳を収納する『通帳ケース』のサンプル製作となります。
日本経年変化協会発足前に企画された作品と聞いております。
2014年~2015年に姫路レザー有限会社の企画プロデュース事業の一環として期間限定で神戸にオープンされたリアル店舗Honey Hills Kobeで実際に商品化されたと聞いております。実際に製品化されたのはこちら。

当ブランドでリリースされない理由は
◆見た目以上にレザーを使う。
◆見た目以上に製作時間に時間がかかる。
◆パーツひとつが大きく歩留まりが悪い。
◆見た目以上に製作時間に時間がかかる。
◆パーツひとつが大きく歩留まりが悪い。
上記理由で商品化しても高額な価格になると言うことで商品化を断念した次第です。
皮革素材メーカーである姫路レザー有限会社だからこそ、商品原価を顧みない商品化だったそうです。
今回ご紹介する通帳ケースはそのベースとなるサンプル製作です。

日本経年変化協会発足時であり、当ブランドも存在しておらず、製作担当者である椎名賢氏の刻印が施されております。


フラップの開閉時に干渉しないようにデニムなどに採用されるロック式ジッパーを採用しております。
この時期はWALDESジッパーを採用していないため、品質世界一といわれるYKKジッパーを採用しております。
イタリアトスカーナレザーのこの逸品。2つ製作されたそうですが、デッドストックで現存しているのはこの一つだけです。
傷や経年変化の現状
素晴らしい素材選定で商品化以上の徹底したこだわりで製作されたサンプル製作の本作でありますが、サンプル製作はサンプル製作であり、傷のある部位を使用しています。また5年以上前の製作という事で生成りのヌメ革、ブラス(真鍮)パーツ使用である程度経年変化が発生していることをご了承お願い致します。
当時鞄製作の為にイタリアからのインポートレザーを仕入れたそうで、鞄作りで使用しなかった部位でサンプル製作を行っています。

現在本ブランドではあえて傷の部位を採用しているのですが、当時は傷を避けて裁断できなかったのが本音で御座います。

以上が傷や経年変化の進行ですが、実際の使用に関しては問題はなく、実際の使用でさらに全体的な経年変化が進行し同化してしまうとの事です。
ちなみに5年使用した経年変化と比較してみると
サンプル製作は2個製作されましたが、現存するのはこの1つ・・・・。もう一つはどこ行ったんですか??
会長が使用してました。
同じく、傷や血筋があるのですが、経年変化すると同化して見えます。

「イタリアのヌメは国産のヌメと比較すると経年変化は穏やかで時間かかるけど、通帳ケースだから使用頻度が少ないのが実際かな。僕の場合は鞄に入れっぱなしで、月末しか銀行行かないから使用頻度が余計少ないのかもw。」
との事。

「三井住友銀行とみずほ銀行とUFJ銀行と郵便局の通帳とカードが入っているからね~。通帳4冊入るとアタリ出るんやね。」
と会長も改めて実感されてました。

ちなみにオイルアップなどのメンテナンスは一切行っていないそうです。
Sample & Outletに相応しい、一作と実感しました。
レザー好きのお好きな方からのオーダーをお待ちしております。
オーダーはこちらから
2017年12月02日
スペシャルなサンプルコインケース
こんにちは。

【サンプル製作】:コインケース

コインケースには2つのジッパーが取り付けられております。

ジッパーはブラス(真鍮)製ジッパーを採用しております。

コインケースの内部には贅沢にもライニングが施されております。

外装取り付けられたジッパーを開けると帆布生地が施されたスペースがございます。


特徴なのが独特の設計パターンです。


そして何と言ってもイタリア製のフルタンニンレザーが経年変化を予感させます。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。
今年も早いもので、もう残り数週間となりました。
当ブランドが誕生してから2年半ばかし経ちましたが、実は多くのサンプルが製作されて商品化されておりますが、商品化されずお蔵入りしていたサンプルも多くございます。
商品化されない大きな理由は正直な話し、予算オーバーであることが多いです(笑)。
当ブランドの企画プロデュースを担当している日本経年変化協会の会長は、予算とか全く気にしない方ですので(笑)。
2年ばかし経ってお蔵入りサンプルが多くなってきましたので今回サンプル品もサンプルならではの価格で販売を試みることにしました。
今回サンプル販売の第一弾としてご紹介させて頂くのがこちら。
イタリアンフルタンニンレザーと帆布生地の贅沢しようなコインケース

価格:6,000円(税別)
外装素材:イタリアンフルタンニンレザー(牛革)
内装素材:帆布生地
カラー:キャメル
企画:日本経年変化協会
当ブランドが立ち上がる前に日本経年変化協会が百貨店向けに企画プロデュースしたコインケースで素材にはイタリア製のヌメ革と国産の帆布生地と言う贅沢な素材選定を行っています。百貨店のような大型販売店では革小物の場合価格を抑えることが望まれこの贅沢な素材で希望価格に設定するためには大量生産が余儀なくされるのですが、大量生産に不向きな設計パターンが施されております。


当時から会長はレザーと相性の良い副資材を模索してたようです。現在ではWALDESジッパー採用を希望しています。
また縫製には比較的太い糸を採用しているのも特徴です。

ライニングには国産の帆布生地が採用されています。

切符や領収書を収納するスペースだそうです。
会長の企画するお財布は毎回領収書スペースが別途儲けられております。会長は何でもかんでもお財布に詰め込むが嫌いなようで細かいギミックが施された作品が企画されます。
今も昔も変わらないんですね(笑)。


内縫いが普通ですが、ご覧の通りパイピングが施され数mmだと思いますが、コインケースにマチが施されております。
コインケースに収納力をもたせようとした結果複雑な設計になったと思われます(笑)。


肉厚にも関わらず柔らかい革らしい革のダコダの表情を持つレザーです。
サンプル製作品の販売は徐々にですがその都度公開してまいります。
サンプル製作故に一点モノとなります。
オーダーはこちらから
そして数年経ち、コインケースをシンプルにかつコンパクトに仕立てたものが当ブランドからリリースとなりましたコインケース『GliP』です。現在栃木レザー仕様が若干ですが、在庫が御座います。あえてレザーの傷を隠さない丘染めの栃木レザーを採用したこだわりの仕様です。握りしめて経験変化を楽しみたい方のオーダーをお待ちしております。