2015年09月11日

レザージャケット用茶芯馬革採用の『Carte』

こんにちは。
Specialiteスタッフのアキラです。

夜はだんだん秋めいて来ましたね。鈴虫が鳴き始めた神戸です。
本日ご紹介するのは、根強い人気の名刺ケース『Carte』のラインナップの一つです。


オールブラックヴァージョンは即完売!!
キャメルヴァージョンまだ少しございます

名刺ケース『Carte』
価格 : 8,500円(税別)
ブランド : Entree(アントレ)
素材 : 外装:馬革 内装:牛革
カラー : ブラック/キャメル
企画 : 日本経年変化協会
製作 : 椎名賢

様々な素材でリリースされている名刺ケース『Carte』ですが、こちらは少し変わり種とも言えるひと品でございます。
オールブラックヴァージョンは完売していしまいましたが、現在製作中との事です。
こちら外装はブラックの馬革を採用していますが、本来某ブランドのレザージャケット用の茶芯ピグメント仕上げの馬革を採用しています。使い込むことによって徐々に焦げ茶に近い色合いに経年変化し、ところどころに芯染めの茶が出てくる1950年代によく見られたレザー製品の素材をトレースして製作された皮革です。

スタッフの私としてはキャメルとブラックのコンビはイチオシでございます。
カシメは色合い的に真鍮ではなく、シルバーニッケルをあえて採用しています。企画担当日本経年変化協会の会長さん曰く
「ブラックのレザーにゴールドは色合いてきにいやらしくなった。」
そうです・・・。副資材も採用するレザーによって細かいところですが拘っています。

内装は丘染め染色のキャメルの牛革ですので、使い込むごとに色濃く飴色に変化する経年変化の王道仕様です。
ピグメント仕上げの馬革の艶と染色仕上げの牛革のギャップが魅力的です。

内装と同じ牛革で厚み0.3mmの革テープを製作し、外周を縫い付ける縫製です。

内装も縫製後、手作業で裁断し、ネン入れを行うと拘りの製作工程です。
こちらの名刺ケース『Carte』は想像以上の工程をすべて手作業で製作しているこだわりの逸品です。
企画担当日本経年変化協会のブログで詳細が紹介されておりますので、製作工程はこちらをご参照お願いします。

かなり拘っております。
現在、さらにブラックヴァージョンを製作中ですが、飴色に変化する王道の経年変化好きにはキャメルはかなりおすすめです。




お問合せ先

下記メールアドレスまで
氏名、ご住所を明記の上お問合せ頂けますよう宜しくお願い致します。
contactアットマークagingjapan.com
※スパムなどを防ぐため、お問合せの際はアットマーク→@に変換してから送信して頂けますよう宜しくお願い致します。
  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 20:16Comments(0)Entree 革小物お知らせ

2015年09月06日

【再製作】真っ赤なLance

こんにちは。
Specialiteスタッフのアキラです。

今週土曜日にようやくWEB SHOP(簡易版)がオープンできました

今回、ご紹介後に一瞬で完売してしまいましたが、今回の通販サイトオープンに再製作された作品が出来上がってまいりましたので、ご紹介させて頂きます。


『赤』は上級者向けと云えどもマストなカラー
真っ赤なな『Lance』再製作です

ショルダー・バッグ『Lance』
価格 : 50,000円(税別)
ブランド : Entree(アントレ)
寸法概算 :27cm×37cm×10cm
重量概算 :0.8kg
素材 : 牛革(芯染め染色ヘビタン)
企画 : 日本経年変化協会
製作 : 椎名賢


一般的に、レザーの鞄と言うと鉄板なのがブラックとブラウン。
実際、今までオーダーでお届けした実績も、現在オーダー頂いて製作中の『Lance』もカラー的にはブラックとブラウンがダントツ多く、スタッフの私も、製作担当の椎名賢氏もブラックとブラウンの製作を主張しています。

ただ、企画担当日本経年変化協会の会長さんだけが
「いいや、真っ赤なレザーは商品ラインナップに必要だ!!」
と頑なに主張するので、毎回一つだけ製作します(笑)。
一つだけ真っ赤な鞄を製作するのは結構手間でして、ミシンの糸を交換したり、パーツのそれだけ用意しなくてなりません。
会長はタンナーさんや商社さんから絶対にいつも真っ赤なレザーを仕入れてきます(笑)。
1つだけの製作ですが、毎回会長さんと同じくレッド・ファンがいらっしゃいまして、完売してしまいます。
今回も会長から要望がありましたので、再製作で真っ赤な『Lance』を製作しました。

確かに赤はカッコいいです。
しかし、ファッションに敏感な上級者向けモデルと言えます。
「椎名君は腕が良いから赤糸の縫製でなくて良い。生成りの糸で縫製して欲しい。」
と会長のご要望で生成りの糸で縫製しているため、ステッチが良く目立ちますが、会長の言う通り、製作担当の椎名賢氏の製作技術の高さが伺える仕様となっています。
鞄内部は綿素材の生成りカラーのライニングです。
抜群の配色です。

素材は皮革産地兵庫県姫路市では「ヘビタン」と呼ばれる鞣し手法で鞣された芯染め染色熱プレス仕上げの牛革を採用しています。
「ヘビタン」とは「ヘビー・レタン」と言う意味で、一度クロム鞣しをしてクロムを抜かず再度複数回ドラムでタンニン鞣しを行う手法です。脱クロム製法よりクロムレザーの成分があるため、タンニンや脱クロムと比べると変色の経年変化がゆるやかな特徴があり、今回のような真っ赤な原色には最適な鞣し手法の一つです。
とは言っても企画が日本経年変化協会ですので仕上げに工夫がしてあり、使い込むと赤味が一層増す経年変化を演出してくれます。
熱プレスの仕上げにより、赤に濃淡のムラがあるのが特徴です。

確かにカッコイイ・・・。
しかしかなりコーディネイトにはセンスが求められます。
ちょっとじゃじゃ馬的な逸品が再製作で再び登場です!!
WEB SHOP(簡易版)からお問合せ頂けますようよろしくお願いいたします。


  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 19:30Comments(0)お知らせEntree バッグ

2015年09月06日

通販サイト(簡易版)オープン致しました

こんにちは。
Specialiteスタッフのアキラです。

今更ながらの告知となって申し訳ございませんが、2015年9月5日(土)の大安に当ブランドのWEB SHOP(簡易版)がオープンさせて頂きました。

ある程度の個数を製作しましたが、皆様のご支援により、完売してしまったアイテムもございます。
随時追加制作や新作を掲載してまいりますので、よろしくお願い致します。

【Specialite & Entree通販サイト】
http://specialite.shopselect.net/

※通販サイトの価格は税込価格表記となっております。
※BASEのサービスを利用しているのでカード決裁、コンビニ決裁が可能です。
  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 18:38Comments(0)お知らせ