2017年05月13日

ショルダーバッグ『Lance~Regular Specification Last Edition~

こんにちは。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。
随分とブログをご無沙汰しておりました。

今回ご紹介するのは当ブランド定番のショルダーバッグ『Lance』に待望の仕様が登場したのでご紹介致します。


待望のブラック、ダークブラウン。そしてマニアックな仕様に変更
今回仕上がってまいりましたのがこちら。

ショルダーバッグ:『Lance~Regular Specification Last Edition~』
価格:64,800円(税込)

素材:牛革(脱クロム鞣しダコダ仕上げ)
ブランド:Entree(アントレ)
概算寸法:27cm×37cm×10cm
概算重量:0.8kg
カラー:Dark Brown/Black
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢

リリース以降多くのご要望を頂いておりました、ダークブラウンとブラックがようやくお披露目です。
フォーマルでも使えるカラーヴァリエーションです。
今回ただの色違いではございません。よりマニアックな改良が加えられております。

レザーの経年変化に合わせて真鍮製パーツを採用したかったのですが、フラップの留め具に真鍮製がなかったのですが、今回回転ヒネリ式パーツからドイツホックボタンに変更することによって全ての金属パーツを真鍮製に変更いたしました。

フラップ開閉時。

万が一の金属パーツ交換修理にも対応できる仕様となっております。

それに伴いハトメに至る小さな金属パーツまで徹底して全て真鍮製に変更しております。
真鍮パーツの特徴はレザーの経年変化に呼応するように経年変化する金属であるため、長年愛用して頂くことで違和感なく鞄全体の質感が向上します。

ブラックやダークブラウンといったダークカラーは全体のシルエットがしまって見えます。
経年変化も含みをました暗みと艶が特徴となります。

留め具の変更に伴って少々ヴィジュアルが代わりましたが、私はこちらのヴィジュアルの方が好きです。

いつもWEBサイトをチェックして頂いているお客様もいらっしゃって嬉しい限りですが、こちらのブログで紹介するタイミングで在庫が完売近くなってしまいました。いつもご覧いただき本当に有難うございます。オーダーはこちらから承っております。

  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 15:06Comments(0)お知らせEntree バッグ

2017年03月17日

今回の製作は日本最高峰のヌメ革である栃木レザーです

おはようございます。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

先日、日本経年変化協会のブログで紹介されましたが、今年の2月にリリース後わずか3日で完売してしまいましたコインケース『Glip』が今回は日本最高品質と名高い栃木レザーを採用して再製作を行いました。
完売後、多くの方々に再製作を希望するご要望を頂き、製作スケジュールを切り上げてのリリースに至りました。

皆様誠にありがとうございます。

素材が変わると全く別の表情に。革らしく経年変化の激しさが想定できる仕上がりです

コインケース:『Glip~栃木レザー Ver~』
価格:6,000円(税別)
素材:牛革(栃木レザー)
カラー:キャメル
概算寸法:12cm✕5cm
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

初回は限定ということでコードバンでのリリースとなりましたが、今回の製作は先に述べました通り、日本最高品質と称され世界的にも希少になってきましたピット鞣しによるフルタンニンレザーを生み出す栃木レザーを採用して製作を行っております。
これまでにも栃木レザーを採用したことがございますが、今回の製作から栃木レザーのシンボルである”赤タグ”を私共でも同封してお届けすることになりました。

仕様、仕立ては前回同様に全く変更しておりません。
ジッパーにはレザーの経年変化と相性のよりブラス(真鍮)製のWALDESを採用。

背面にはオーナー様の創意工夫で使い方次第のブラス製ガムリングを装備。
もちろん、コバ(革の断面)は本田氏による手作業による切り目本磨き仕上げで仕上げております。

まったく、同じ仕様、同じ仕立てで仕上げているにも関わらず素材が変わるだけでかなり質感がことなり、別モノのように感じてしまうのは私だけでしょうか??


純粋な植物タンニンレザーは『掴む』、『擦れる』日常の愛用で革らしく育つ
原皮からレザー精製されるまで、約3ヶ月の期間を要する手間と時間がかかる栃木レザーは、濃度の異なるミモザの溶液に漬け込むことにより、繊維の隅々までタンニンが浸透し、引き締めています。素揚げに近い仕立てのレザーを採用することにより、『日焼け』もします。

女性が掴んでもこのサイズ感。
小銭は日常的に増減を繰り返すために日々使うたびに『握る』と言う動作が発生するでしょう。

その抜群のサイズ感と使い勝手の良さからポケットに収納してしますことが多いでしょう。
衣服の繊維と擦れることも『育てる』事の重要なファクターの一つです。
毎日使い込んで自分色に育てて欲しい一作となりました。
本日より通販サイトに掲載しております。
オーダーはこちら。



オーダーに関するご注意
※今回の初回配送日は3月21日(火)となります。
※世間で話題になっていますが、配達先不在が無いよう、ご在宅時間を考えて時間指定して頂けると助かります。
※今回素揚げのレザーで多少の色ムラ、小傷がありますが、革本来の風合いを表現するものです。
  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 07:30Comments(0)お知らせSpecialite 革小物

2017年02月09日

完売御礼

こんにちは。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

今週リリースさせて頂きました新作コインケース『Glip~Cordvan Ver~』は昨日をもって完売致しました。
オーダー頂いた皆様、誠に有難うございます。

完成前にオーダーの受け付けを始めましたが、1週間足らずで完売と非常にスピード感あるオーダーを頂戴しました。
今尚、再製作についてお問い合わせを頂きますが、コードバンでの製作は今回が特別仕様と言うことで、当面考えてはおりません。

商品・作品としては当ブランドのレギュラーラインナップで考えておりますので、コードバンと異なる素材でのリリースは検討しておりますが、当ブランドは全て職人によるハンドメイドであるため、早急な再製作は難しいと言えます。レギュラーラインナップでの発表をお待ちいただけますようよろしくお願い致します。

今後も皆様の感情を刺激するような商品リリースを心がけてまいりますのでよろしくお願い致します。


  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 13:31Comments(0)お知らせSpecialite 革小物

2017年02月07日

バレンタインデーに間に合いました

こんにちは。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

先日ご紹介させて頂きました当ブランドの新作コインケース『Glip~Cordvan Ver~』に多くのお問い合わせと完成前にオーダーを頂き誠に有難うございます。

昨日完成し、昨日の昼過ぎにまでオーダー頂いお客様は本日の集荷で配送予定でしたが、なんと当ブランドの商品企画プロデュースを行っている日本経年変化協会の会長自らが車で集配センターに持ち込み配送と言うことで、本日お手元に届くと思われます。

「絶対早く手元に欲しいやん。1日早く届いても僕やったら嬉しいもん。」

普段、フラフラ出歩いて(行き先不明)連絡すら取れない事が多い方ですが、こう言う時は驚くほどの行動力で関心してます(笑)。
また皆様オーダーの際一言コメントを色々頂くのですが、楽しみにして頂いている事が伝わって関係者一同非常に嬉しく思っています。

バーガンディーもお目見え。甲乙つけ難いカラーラインナップ

コインケース:『Glip~Cordvan Ver~』
価格:6,000円(税別)
素材:コードバン(馬:新喜皮革製)
カラー:チョコ、バーガンディー(画像はチョコ)
概算寸法:12cm✕5cm
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

バーガンディ(画像左)もチョコ(画像右)も甲乙つけ難いほど美しい・・・。
新喜皮革製のコードバンを採用していますが、流石に『革の宝石kirakira
ジッパーはブラス(真鍮製)のWALDESを採用していますが、バーガンディーとチョコはジッパーのテープのカラーが異なります。コードバンのカラーに合わせてテープのカラーまで徹底してこだわっております。
予定よりも歩留まりが良く、当初予定していたより各色少しだけ多めに製作できました(通販サイト上の個数も調整しました)。

使い方参考例~日本経年変化協会会長例~
日本経年変化協会の会長の使い方例。

会長のお気に入りのライダースはBUCOJ-24ですが、Dポケに入れてるそうで、バイク乗ってる時に便利だそうです。
「ちょっと単車止めて缶コーヒーとか買う時な、鞄開けへんくてえ~し、財布開けんでもえ~ねん。」
だそ~です。使い方は勿論色々です。
「けどな、調子乗って小銭入れ出したら、そんな時に小銭があらへんくて、結局鞄開けて財布出してお札で払って小銭が出てきてオタオタしてレジで若い子に煽られるねん。」
それは若い子が煽ってる訳じゃなくて、レジで迷惑をかけてるだけでしょうicon11
皆様は上手に使って頂けるかと思います。

当ブランドではコードバンプロダクツのラインナップがございますが、会長は色統一されてません。
あんまりそう言うのは好きじゃないと会長は今回チョコを愛用しております。

コードバンはその希少性から高級素材でもあり、安定して入手するのが難しい素材です(発注して数ヶ月待ちとか普通なんです)。
それ故にまだ規模の小さなブランドである私達がレギュラーで扱うことがまだ難しく、会長個人がコードバンを仕入れた際リリースされる程度ですので追加製作は原則想定して居ない状況です。

今回のコインケース『Glip~Cordvan Ver~』も完売次第終了となります。通常レザー仕様と価格も据え置きとなって居る限定プロダクツです。是非この機会にコードバンの魅力とハンドメイドの仕立ての良さを実感して頂きたいです。
オーダーはこちらから。

コードバンのカードケースはこちらからオーダー頂けます(完売カラーあり。在庫のみ)


当ブランドで一番贅沢と言われているコードバンのキーホルダーです(完売カラーあり。在庫のみ)


  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 17:12Comments(0)お知らせSpecialite 革小物

2017年02月02日

ラスト1個だけございます

こんにちは。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

昨日公開リリースさせて戴きましたコインケース『Glip~Cordvan Ver~』は非常の多くの反響を戴きました。本当に有難うございます。
また、オーダー戴きました皆様、もう少しで完成致してお手元にお届けできるかと思いますので今しばらくお待ちいただけますようよろしくお願い致します。オーダーは下記サイトからお願い致します。

完売状態でしたが、実は・・・
大変お恥ずかしい話ですが、通販サイト上で完売状態でしたポケットティッシュ専用ケース『Serviette~新喜皮革製ホースハイド~』ですが、一つ在庫を形状し忘れておりましたicon11

ポケットティッシュ専用ケース:『Serviette』
価格:3,000円(税別)
ブランド:Entree
素材:馬革(新規皮革製、ピグメント仕上げフルベジタブルタンニン鞣し)
金属素材:ブラス(真鍮)
カラーラインナップ:ブラック
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢

昨日ご紹介した『革の宝石』と呼ばれるコードバンを精製している新喜皮革製の馬革を採用した仕様となっております。
一般的に言われる茶芯仕様で一度茶色に染めたレザーにピグメント仕上げと言われる溶剤でレザーの吟面を黒く着色したモデルです。

レザーの表情は豊かです。
馬革は牛革と比較して薄くて靭やかであることが特徴ですが、馬は牛よりも運動量も多く気性の荒い動物ですので、生前の傷は牛よりも多く、傷を隠すため顔料での着色が多いと言われています。

馬革ファンは革製品を広く愛用されているどちらかと言うと玄人好みのレザー素材で、馬革製品は当ブランドでもいち早く完売してしまう傾向にあります。

大変申し訳ございませんでした。最後の一つなります。


お気になりましたら、是非ともオーダー頂き馬革特有の魅力と茶芯の経年変化を楽しんで頂きたいと思います。
  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 16:11Comments(0)Entree 革小物お知らせ

2017年02月01日

【特別限定】コインケース『Glip~Cordvan Ver~』

こんにちは。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

本日から2月です。
新年を迎えてからあっと言う間に月日が過ぎるように感じます。

さて、先日当ブランドの企画プロデューサーである日本経年変化協会の会長ブログで新作コインケース『Glip』の企画発表がございましたが、多くの反響を戴き、誠に有難うございます。作品そのものに期待を頂くお声と、初回製作仕様が革の宝石と呼ばれる新喜皮革製のコードバンを採用しつつ、価格が通常仕様と据え置きと言う内容でお問い合わせを多くいただきました。

関係者は原材料の費用の面から反対はしたのですが、「新春やからえ~やん。」と嬉しそうに話す会長(正月気分一人残っているのでは?)の意見がそのまま通った形です(笑)。最終試作段階から、再度仕様を修正して試作が出来上がりました。完成度は抜群で、私もオーダーをしたいです(笑)。


『革の宝石』と呼ばれるコードバンを贅沢にコインケースに
コードバンは厳密にはレザーではなく、特定の地域に生息する馬の臀部にある固くなった層を木摺出して鞣したものです。
その為希少性が高く『革の宝石kirakiraと呼ばれています。現在コードバンを精製出来るタンナーとしては、アメリカはシカゴにあるホーウィン社と日本は兵庫県にある新喜皮革とタンナーも数少ないのが現状です。今回は新喜皮革のコードバンを採用したスペシャル限定仕様です。

コインケース:『Glip~Cordvan Ver~』
価格:6,000円(税別)
素材:コードバン(馬:新喜皮革製)
カラー:チョコ、バーガンディー(画像はチョコ)
概算寸法:12cm✕5cm
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

本年度から当ブランドとりわけハイエンドな仕上げえ仕立てるSpecialite仕様を製作して頂けるGum-A-Mama Leatherの代表である本田宏治氏が試行錯誤を繰り返し産まれた作品が『Glip』です。
本仕様で採用しているコードバンは馬革でも厚みがしっかりとあり、実際手にした感じはズッシリとした質実剛健な印象を受ける作品に仕上がっています(この時点で私はオーダーを決めましたw)。


当ブランドの最大の特徴
~シンプルなデザインに徹底したこだわりを詰め込んでいます~
Gum-A-Mama Leatherの本田氏はモーターサイクル色の色濃い作風で長年の職人の経験から熟練した縫製技術を駆使し唯一無二の作品を生み出す職人として知られていますが、当ブランドの最大の特徴である『シンプルかつ徹底したこだわりを』を本作でも最大限に引き出してくれております。デザインはシンプルですが、試作を繰り返し試行錯誤を繰り返したパターン。そしてミエナイところへのこだわりがございます。

ジッパーにはヴィンテージジッパーとして知られるWALDESを採用。
一般的なタンニンレザーの経年変化と相性が良いので当ブランドでも採用しております。

財布の内部を見ないと分かりにくいのですが、本体のシルエットラインに沿って本体とは別途レザーを裁断して貼り付けて縫製を行っています。これは手の平で握りしめたり、ポケットに入れがちなコインケースと言うアイテムの特性上型くずれすることが多いアイテムでもあり、2つに折れ曲がって型くずれを防止するための設計となっております。
細かいところになりますが、製作上この仕様をすると何も施さない時と比べると手間暇が予想以上にかかるそうです。

コバは伝統的な切り目本磨き技法で手作業により磨き上げておりますが、あえてコバの着色は施しておりません。
コバを見ると三層になっており補強のレザーと三層になっている事が確認できます。

厚み約5mm厚とミシンでは縫いづらい厚みになりますが、熟練した縫製技術を要する本田氏は狂いなく縫製を行っています。

握った感じは手にしっくりくるシルエット。
ちなみに手タレは会長です(笑)。会長は手が小さいんですよね・・・。
女性ぐらいの手のひらですので、女性の方が持って頂くとこのようなサイズ感覚であると思われます。男性が持つとスッポリと隠れると思います。


最終仕様はリングを装着致しました
最終的にコードバンのでサンプル製作を行う段階で、仕様変更を若干行いました。

本体裏側にリングを装着。
「本田さんと喫茶店でお茶してる時に思いついたんやけど、ガムリングは本田さんの作品の象徴やし、あったら便利な人もよ~さん居てると僕は思うねん。」
と会長。本番製作直前に出来た仕様変更です。
勿論、ブラス(真鍮)のハトメなどを仕様し、副資材の経年変化も楽しめます。

使用する時にはリングを引き起こし、カラビナやワレットチェーンを装着することが出来ます。

イメージではこのように使用致します。
会長はワレットチェーンで鞄と連結してセッティングして使用されるそうです。

とても小さな小さな革小物ですが、最高品質の素材と企画・製作のアイディアそして一流の職人の仕立てで仕上げられた傑作と自負できる作品です。


本日より、先行販売させて頂きます。
現在、製品としての製作は途中ですが、本日会長と本田氏の打ち合わせでは、コードバンの裁断は終了しており、WALDESジッパーの到着待ちで、今月(2017年2月)中旬頃にはお客様のお手元にお届けできる目処が立ったことより、本日より通販サイトでの販売を開始させて戴きました。

今回紹介させて頂いたのはチョコ(上画像右)ですが、バーガンディー(上画像左)もございます。
新春限定製作となります。オーダーに関しては下記からお願い致します。


皆様のオーダーをお待ちしております。

好評につき次回製作を行いますが、ご予約を優先とさせて頂きます。
年末に発表され、新年早々リリースさせて戴きましたラウンド式長財布『#10~会長仕様~』
素材である牛革の生前の傷をそのまま仕上げた栃木レザーを外装パーツに採用し、通常財布では採用しない10番と言う大型ジッパーを採用しているのが大きな特徴です。

ラウンド式長財布:『#10』
価格:54,000円(限定本仕様価格)
素材:牛革(外装:栃木レザー 内装:オリジナル皮革Pate)
概算寸法:20cm✕11cm✕3cm
概算重量:350g
カラー:ブラウン(外装)✕ブラック(内装)
収納:札入れ(✕4)、カード✕10、コインケース、領収書スペース
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

外装の栃木レザーは北米産原皮で半裁でかなり大きなレザーとなりますので、財布としては数が製作できますが、構造上かなり複雑な仕立てとなるため、全てのレザーを財布に仕上げるのは非常に時間が掛かるため、ある一定の数を製作しております。傷があるレザーをあえて採用しているので、好みが別れる作品かと思っておりましたが、前回製作はご予約で完売となりました。有難うございます。

その後も次回製作のお問い合わせを数多く戴きました。製作が非常に難しい作品ですのでご予約頂けると助かります。
ご予約に関しましてはコチラをクリックするか下記URLよりご予約をお願い致します。
【ご予約用URL】
https://thebase.in/inquiry/specialite-shopselect-net

必要事項をご入力頂き、
「春財布予約」
と件名にご入力頂きましたら、こちらからメールで製作スケジュールや納品日について随時ご報告させて頂きます。
※ご入金確認後のお届けとなります。


コードバンの作品は不定期で原則追加製作は現状考慮しておりません
『革の宝石kirakiraと呼ばれるコードバンは希少性と精製に多くの労力を要することからレザーと言う高級素材の中でも一際群を抜いて高品質・高級素材となります。
その為、当ブランドとしてもコードバンの作品は不定期であり、完売した作品やカラーの追加製作は現在検討しておりません。
お問い合わせ戴きました皆様申し訳ございません。
現在、通販サイトに掲載させて頂いているコードバンの作品は売り切れ次第終了とさせて頂きます。


外装に鮮やかなカラーのコードバンを採用したカードケース。免許証やクレジットカードなど貴重なカードだけを纏めて収納する方に重宝がられている作品です。内装レザーには当ブランドオリジナルスムースレザー(牛革)を採用しています。


コードバンを採用した非常に贅沢なキーホルダーです。ベルト形状はデザイン上だけでなく、実際に長さ調節も可能。
裏張りには当ブランドオリジナルスムースレザー(牛革)を採用しています。
当ブランド史上一番贅沢な作品と言われています。




  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 16:55Comments(0)お知らせSpecialite 革小物

2017年01月12日

2017年春財布正式予約受付開始致します。

2017年になりました。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。
年末年始も多くのお問い合わせやご予約を頂きまして誠に有難うございます。
本年度もよろしくお願い致します。

日本経年変化協会会長ブログで紹介されたラウンド式長財布『#10~【限定】会長仕様~』のご紹介とご予約受け付けをお知らせさせて頂きます。
※年末に予約を頂いた方は来月2月初旬以降にお届けさせて頂きます。


大型ジッパーと肉厚レザーを要したラウンド式長財布『#10』

ラウンド式長財布:『#10』
価格:54,000円(限定本仕様価格)
素材:牛革(外装:栃木レザー 内装:オリジナル皮革Pate)
概算寸法:20cm✕11cm✕3cm
概算重量:350g
カラー:ブラウン(外装)✕ブラック(内装)
収納:札入れ(✕4)、カード✕10、コインケース、領収書スペース
ブランド:Specialite
企画:日本経年変化協会
製作:本田宏治

今年からSpecilaiteブランドのラインナップを神戸に拠点を置くカリスマ的なブランドGum-A-Mama Leathers Kobeの主宰である本田宏治氏にも手がけて頂ける事になりました。椎名賢氏とも面識があり、当ブランドのコンセプトを理解して頂き参画して頂いております。

そして何よりも会長が本田氏の大ファンであるので当ブランド設立時には財布は本田氏にお願いすると決意していたそうです。

春財布は『張るお財布』の語呂合わせだからこそ肉厚のレザーを採用。
年明けから春にかけてお財布を買い換える方が非常に多くなります。
実は今回の『#10~【限定】会長仕様~』の企画は昨年の夏に企画され、Xmas商戦に併せてリリースされる予定でしたが、会長が
「来年の新春の春財布にしたい!!」
と強い要望でリリースが本年度となりました。
春財布は『張る財布』とお金で膨らむお財布と言う意味からの語呂合わせだそうです。
一般的なラウンド型、L字型の長財布は比較的厚みの薄いレザーを採用しておりますが、『#10~【限定】会長仕様~』は2mm厚の肉厚の栃木レザーを採用しています。この度”会長仕様”と銘打っているのは、今回採用した栃木レザーはあえて原皮本来の傷が多いレザーを採用しているからです。

もちろん、タンナーである栃木レザーも仕入先の専門商社も傷の多いレザーとしてラインナップされています。
ですので、一般的なメーカーや作家さんは敬遠しがちなラインナップのレザーですが、会長はあえて自分の好みで仕入れました。
「財布によって傷の箇所が違うからすべてが一点モノやん??」
と興奮される会長。

製作後画像のような小さい小傷が入っています。
※レザーは天然素材ですので、作品の傷の大きさ、数はアソートとなります。

外装には2mm厚のピット鞣しのフルタンニンレザーである栃木レザーを採用することによって一般的なラウンド型長財布に比べ最初からズシリとくる重量感と重厚感があります。

内装には当ブランドオリジナルレザーの『Pate(パテ)』(ブラック丘染め)を1mm厚に漉いて採用しています。
財布内部は内張りが施されているので外装の厚みは併せて3mmとなり、内装にもレザーを詰め込んでいるので「革の塊」と呼ぶに相応しい重量感を私も感じました。

最大のヴィジュアル的ポイントは10番サイズの大型WALDES製ジッパーの採用
さて、素材だけでなく、『#10~【限定】会長仕様~』の最大のヴィジュアル的特徴と言えるのはWALDES製真鍮ジッパーでも大型の10番をラウンドのメインジッパーに採用していることです。

通常カーブのある形状でジッパーを採用する場合ジッパーのサイズが小さい(虫が細かい)方がスムーズに開閉できますが、あえて大型を採用しています。10番と言うサイズはレザージャケットや大型の鞄に採用されるサイズです。

実際本田氏の代表的な作品として知られる大型のサイクリングバッグ『Goblin』に採用されているほどの大型ジッパーです。

非常にインパクトがあります。企画担当者の会長も製作された本田氏もすでに愛用しておりますが
「財布は毎日使うからすぐ馴染む。」
「むしろジッパーのハンドルも大きいから使いやすい。」
との事です。

コインケース部分にもWALDES製真鍮ジッパーを採用していますが、こちらは一般的な3番ジッパーを採用しております。
ブラス(真鍮)と言う金属素材はシルバーと同じくレザーと相性の良い素材で、レザーの経年変化に呼応するように鈍く経年変化していきます。

お財布の使い方は色々ですので、ワレットチェーンを装着できるようGum-A-Mama Leathers Kobeの作品の証であるシンボルのガムリングを装着しております。

レギュラーモデルも栃木レザーを採用しますが、傷の無い一般的なレザーですが、この度のあえて傷のあるレザーを採用した仕様(会長仕様)は外装のレザーが無くなり次第終了となります。
2~3回ほどに分けての製作となりますので、コアなレザー愛好家でご希望して頂けるお客様はご予約頂けると確実ですので、ご予約をお待ちしております。

ご予約の流れ
ご予約に関しましてはコチラをクリックするか下記URLよりご予約をお願い致します。
【ご予約用URL】
https://thebase.in/inquiry/specialite-shopselect-net

必要事項をご入力頂き、
「春財布予約」
と件名にご入力頂きましたら、こちらからメールで製作スケジュールや納品日について随時ご報告させて頂きます。
※納品に関してはご入金確認後となります。

【追記】非常に経年変化は早いと思われます。
会長は大晦日から年明けの瞬間に財布を『#10~【限定】会長仕様~』に交換したそうです。
「お正月は1月の15日まで。」
と未だお正月気分が抜けていないようで我々としては不安なところもありますが、やはりフルタンニンレザーのヌメ革である栃木レザーは経年変化が使い始めた時から始まっているように思えます。年明けに会長に挨拶に伺ったら新品時よりもすでに焼けた感がありました。
普段車移動ですので殆どお酒を飲まない会長ですが、実はだいのお酒好きで、年末年始は呑み溜めをしたそうですが、そろそろ目を覚まして頂きます(笑)。

今年の春一番の新作も当ブランドらしく少しマニアックな逸品がリリースでき嬉しく思います。

  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 07:32Comments(0)お知らせSpecialite 革小物

2016年12月31日

今年もありがとうございました。年末年始のスケジュール

こんにちは。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

本年度は数多くの方々からお問い合わせやオーダーを頂きまして、誠に有難うございます。
来年度もぜひともよろしくお願いいたします。


年末年始のスケジュールのお知らせ
年始は1月4日を仕事初めとさせて頂いております。
本日を含め三元日のお問い合わせやオーダーは1月4日から随時お届けの準備をさせて頂きますので、ご了承よろしくお願い致します。


来年度は少しブランドコンセプトを変更して感情を刺激するレザーアイテムを
年末・年始にかけて本ブランドアイムを製作している椎名賢氏がアトリエを姫路から神戸に移転致します。
それにともない、本ブランドは兵庫県神戸市で企画~製作を一環して行いますので、「神戸の良品」を製作していくブランドコンセプトへ以降してまいります。

それに伴い、今まで日本経年変化協会の企画プロデュースにご尽力頂けている『Gum-A-Mama Leather』の代表、本田宏治氏にも本ブランドの作品を製作して頂けることになりました。

年明けから長財布、コインケース、車のスマートキーが収納できるキーケース。カメラバッグとかなり会長が企画を依頼しているそうですicon11。私達スタッフも本田さんの作品も非常に楽しみにしております。

来年度も引き続き皆様の感情を刺激するレザーアイテムをリリースしてまいりますので、今後とも宜しくお願い致します。
今年も残す所僅かですが、皆様良いお年を。来年も素敵な一年になりますよう。

  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 12:06Comments(0)お知らせ

2016年11月24日

2016年度最終新作完成しました

こんばんは。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

最近、朝晩の寒暖の差が大きく体調を崩す方が増えてきました(と、言う私もダウンしてました)。
体調管理には気をつけないといけませんね。

さて、私がダウンしている間に新作が完成しました。
2016年度最終の新作となります。


新作は普遍的なトート・バッグ
『Universel Tote~Entree Ver~』

トート・バッグ:Universel Tote(Entree Ver)
価格:39,800円(税別)
素材:牛革(北米産原皮、脱クロムタンニン鞣し染色仕上げ)
概算寸法:30cm✕40cm✕10cm(高さ✕横幅✕マチ幅)
カラー:チョコ/ネイヴィー
ブランド:Entree
企画:日本経年変化協会
製作:椎名賢

企画を担当している日本経年変化協会の会長と製作担当の椎名賢氏が「仕上げすぎた!?と言うほどの完成度となっています。
詳細は日本経年変化協会の会長のブログでご確認下さい。


企画コンセプト
~普遍的なトート・バッグ~
をコンセプトに企画プロデゥースされたトート・バッグです。
デザインは上質な北米産原皮染色仕上げレザーを採用していることから、使い込むごとにより変化し続けるレザーの経年変化を存分に堪能して頂くために、余計な飾りっ気が無く、流行に左右されないベーシックなデザインを採用。流行に左右されない定番が故に、飽きが来ず長年愛着を持ってご愛用頂ける一作となっております。


徹底した素材製法へのこだわり
当ブランドオリジナルスムースレザー『Pate(パテ)』を採用しています。
『Pate(パテ)』は北米産原皮Aクラスの牛革を脱クロム製法(クロム鞣しを施し多量のクロムを再度抜き取ってタンニン鞣しを行う鞣し技法)で精製されており、一般的なヌメ革の表情はそのままにレザーの繊維の強度を耐久性を向上させております。仕上げには昔ながらの染色とオイル(加脂剤)のみの仕上げで、今日では日常的に用いられている溶剤(化学薬品)を採用しておりません。その為、元色を忘れてしまうほど日焼けやオイルの浸透による経年変化を演出し、色濃く、艶のある表情になります。
また、鞄の多くは内縫いで鞄本体を縫製するため、縫製後に鞄本体をひっくり返す工程が発生し、その際にレザーにシワが発生してしまうため、一般的にスムースレザーの採用は敬遠され、シワの目立たない、シュリンクレザーやソフトレザーが採用されます。本作品の『Uneversel Tote』は、鞄では珍しい外縫い縫製を行い、鞄をひっくり返す工程そのものが発生しないため、あえて肉厚なスムースを採用しています。
ベーシックなデザインを採用していますが、タンニンの肉厚なスムースレザーが鞄のオーナーのライフスタイルによりオーナーオリジナルの表情へと成長し貴方だけの逸品となってくれます。


『過剰品質だ!!』企画側の指摘と製作が認めた鞄本体の美しい仕上げ

今回本作が仕上がった際、企画を担当した日本経年変化協会の会長から
「過剰品質だface08!!」
と物言いが付きました(笑)。
普段製作側にそのよ~な事は言わないのですが・・・。製作を担当された椎名氏も
「これは(上位クラスブランド)のSpecialiteでリリースすべきだった・・・。」
と認めたそうです。

画像カラーはチョコ
画像カラーはネイヴィー
Entree(アントレ)ブランドは、
「天然素材である上質な皮革素材とハンドメイドによる大量生産には無い仕上げの魅力を身近に感じてもらう。」
ことをブランドコンセプトとしております。
「最高品質の素材をハンドメイドでハイエンドに仕立てた類のない逸品。」
をブランドコンセプトとしております。

二つのブランドの大きな違いは素材で差別化するのではなく、仕上げによる人件費によって価格を調整しております。
Entree(アントレ)ブランドでは縫製以外の仕上げを極力省略できるようパターン設計されているのが特徴ですが、本作ではコバ(革の断面)がヴィジュアル化しており、すべて磨き作業と従来Specialite(スペシャリテ)ブランドのみで用いられる技法で仕上げられています。
企画を担当した日本経年変化協会の会長は
「この仕上げしてくるあたりが奴(椎名氏)の職人としての意地やな・・・。流石やな・・・。」
と言わしめ、仕様変更せずにリリースへと至りました。

画像カラーはネイヴィー
本作では鞄本体のライニングに厚手とも言えるチノ生地(綿)を採用し、耐久性を高めております。

画像カラーはチョコ
本作の最大の特徴とも言える外縫い縫製で、1.4mm厚の肉厚なスムースレザーに一切のシワの無い状態で製作されています。

画像カラーはネイヴィー
スムースのタンニンレザーのトートバッグの多くが質実剛健なイメージを与える鞄が多い中、本作は女性でも気兼ねなく楽しんで頂けるぐらい質実剛健なイメージよりもどこか綺麗目な印象を与えてくれます。


お届けは簡易包装にご了承下さいませ
~レザー素材に負担が掛からない梱包を優先しております。~

当ブランドではお届けは簡易包装を行い、余計は経費を削減することにより、適正価格でご提供できることを最優先にしています。
また、鞄の命とも言えるレザー素材に負担がかからないことを最優先しています。
※当ブランドのオリジナルレザーは経年変化しやすいため。

画像カラーはブラウン
今回の作品では、持ちてハンドルが鞄の本体に触れることでアタリが出ると思われるため、お届けの際には鞄の内部にハンドルを仕舞い込んでお送り致します。
また、溶剤を用いない染色とオイルのみで仕上げたレザーを採用しているので、下記画像のように専用の綿の袋に入れてのお届けとなります。

この状態でエアクッション(通称プチプチ)でさらに包み、クロネコヤマト便の専用BOXで上積み厳禁での配送となります。

満を持して定番ながらに素材と製法に拘った逸品をリリースさせて頂きました。




  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 22:38Comments(0)お知らせEntree バッグ

2016年11月05日

2016年最終製作分『Lance~Regular Specification~』

こんばんは。
Specialite & Entreeスタッフのアキラです。

完売しておりましたショルダーバッグ『Lance~Regular Specification~』が2016年最終製作分として仕上がり検品も無事に終わりショップ掲載しております。


価格:64,800円(税込)
素材:牛革(脱クロム鞣しダコダ仕上げ)
ブランド:Entree(アントレ)
概算寸法:27cm×37cm×10cm
概算重量:0.8kg
カラー:グリーン、ブラウン、ネイヴィー
※今回の製作分のネイヴィーは予約で事前完売しております。

当ブランド企画担当の日本経年変化協会会長が『10年使って欲しい鞄』と紹介しております。
かなり詳細に解説されておりますので、併せてご一読お願い致します。


  


Posted by Specialite/Entreeスタッフ at 21:44Comments(0)お知らせ